データ移行の壁を乗り越えろ!食品製造会社の大規模レガシーデータベースをdbActableでマイグレーション

導入事例|セレンディップ・ホールディングス株式会社様

★ インタビューのポイント

  • 20年分のデータをローコードで効率的にクレンジング
  • ノーコード/ローコードによる開発: 高い拡張性と柔軟な操作性を兼ね備えた開発環境
  • 充実した技術サポート:サンプルスクリプトの提供やチャットでの迅速な対応

2022年6月にセレンディップ・ホールディングス株式会社様は、某大手食品製造会社(以下’T社’)のデータベース・マイグレーションのツールとしてdbActableを採用しました。

今回はデータベース・マイグレーションにおけるdbActableの活用方法について、セレンディップ・ホールディングス株式会社の北爪様にリトルソフト担当営業の竹林(以下、竹林)がインタビュー致しました。

1.システム化に至る背景と課題

北爪様:今回私達が経営コンサルをしているT社で、基幹システムのデータベース・マイグレーションを行うことになりました。

その際、旧システムの中に入っているお客様の情報、レシピや品目などのデータ移行作業をする必要がありますが、20年近く使っている基幹システムであったため全角を半角にしたり、改行コードを消したり、環境文字を統一したりと情報を整理する必要もあります。

なので、旧システムのデータをどこかにプールしつつ、クレンジング作業ができるプログラムを探していました。また、お客様側でも扱えないといけないので「ノーコードローコードツール」というのもシステムを探す上で大事な条件でした。

竹林:ありがとうございます。技術サポートということでセレンディップ様を支援させていただきましたが、技術サポートの導入経緯とかはございましたか?

北爪様:実際にdbActableをテスト的に使ってみましたが、データクレンジングする際はスクリプトを多少なりとも書く必要はあるとトライアルの段階でわかってきました。

なので、私達ITエンジニアやコンサルタントとしても使い方やスクリプトの書き方に関しての技術支援は必要かなと思ったので、今回リトルソフトさんの技術サポート支援をお願いしたという経緯ですね。

2.リトルソフト/dbActableの選定の決め手

北爪様:先程お話しましたがデータの保管とクレンジング作業ができるのと、最終的に私達がコンサルで担当しているお客様が使うものなので使いやすいようにノーコード、ローコードで扱えるツールを探していました。そのような条件で探していたところ、dbActableというソリューションにたどり着いたという感じです。

竹林:今回dbActableを導入していただきましたが、検討段階で他のツールも候補にあがったりしましたか?

北爪様:はい、実はありました。私が前職で使っていたツールがあったので最初はそれを導入しようと思ったのですが、サービス停止になってしまいました。正確には日本での提供はもうやりません、新規導入はもう受け付けていませんとのことだったので、最終的にdbActableになりました。

3.導入成果

竹林:今回の技術サポート感想等何かございますか?

北爪様:技術サポートについてすごくよくやっていただいたなと思っています。というのも、かなり多くのお問い合わせをさせてもらいましたが、サンプルになるスクリプトを送って頂いたり、技術的に分からない問題もすぐに対応して頂いたのでものすごく助かりました。

竹林:お手伝いできて良かったです。チャットでの受け答えとかもあったと思いますが、その辺も満足いただけましたでしょうか。

北爪様:はい、レスポンスはかなり早くとても助かりました。今も継続して技術サポートしてもらっていますが、そこに対して不満とかは一度も出たことないですね。

竹林:実際のクレンジング作業とかは予定通りに進んでいますか?

北爪様:全体的なスケジュールはちょっと遅れていますが、予定通りに進んでいます。dbActableが悪いとかではなく、クレンジング作業する際に、どうゆうフォーマットで落とし込めば良いのかといった仕様がまだ固まってだけですので、安心してください。

4.今後の展望

北爪様:技術サポートも良く、製品自体に可能性を感じています。ただ一点だけ、大量のデータを扱う際にサーバーとクライアント側でタイムアウトが定義されていて、まとめてCSVデータを取り込むこということができず、エンジニアとしてはちょっとひと手間かかるということを言っていました。

結局サーバーの方で処理していますが、処理されていないデータやロールバックしてしまうという現象が起きているので、現状1万件ぐらいのデータに小分けして処理してという感じで対処しています。

ここをひと手間入れずに、バックグラウンドでプロパティをいじったりすれば何かできるのではないかと勝手に想像しています。

竹林:そうですよね。こちらとしても仕組みとしては改善しないといけないと考えているので、対応次第アップデートさせて頂きます。

北爪様:ありがとうございます。引き続き技術サポート等でもお世話になると思いますのでよろしくお願いします。あとは、私達が担当している他の企業様にもdbActableを活用できると思っているので、今後の成長にもかなり期待をしています。

ーー セレンディップ・ホールディングス株式会社様、今回お話を聞かせていただいてありがとうございました!

セレンディップ・ホールディングス株式会社について

セレンディップ・ホールディングス株式会社は「100年企業の創造:日本の中堅・中小製造業に経営革新をもたらし、中小企業の未来を創る」を経営理念として掲げています。日本企業の後継者不在や経営ノウハウ不足といった企業の存続に係る課題解決を目指し、事業承継型のM&Aとプロ経営者派遣を柱に独自の支援サービスを提供しています。

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